今月のSマーク消費材

 

生活クラブの牛乳はパスチャライズド

生活クラブの牛乳には、市販の牛乳との大きな違いが4点あります。

◎その1つは、殺菌方法

牛乳の殺菌方法は大きく分けて2種類あります
<国際酪農連盟(IDF)の熱処理法の規定による>

●パスチャライズド殺菌

・高温短時間法(HTST)  72℃15秒間→生活クラブはこの方法を採用しています
・低温長時間法(LTLT)  63℃30分間
生乳の味わい、栄養を損なわず、有害菌のみ殺菌

●超高温瞬間殺菌(UHT) 120℃~140℃2秒間

大量生産できるが、栄養成分が変化したり、体に有用な乳酸菌まで殺菌

 

◎2つめは、容器にガラスびんを使い、リユースしていること

おいしい、安全、やさしい…超軽量牛乳びんをリユースして使っています
びん牛乳にはいくつかのメリットがあります。まず紙パックとの比較で言えば、容器のにおいが牛乳にうつる心配がなく、缶や紙のように内側をプラスチックでコーティング補強する必要もありません。また、びん牛乳を1本利用(リユース)すると、森林資源を原料とする紙パックでリサイクルした場合に比べ35gのCO2の削減ができます。

 

◎3つめは、生産者と作った牛乳工場で作られていること

生活クラブは牛乳の共同購入から始まりました

生活クラブは1965年に牛乳の共同購入グループとして始まりました。1968年には生協法人になり、1978年には「メーカーによるメーカーのための牛乳」がはびこる中、「飲む側にとって必要な牛乳は何か」を追求するために酪農生産者と提携し、自前の牛乳工場である新生酪農㈱を作りました(製品の供給は翌79年3月から開始)。当時は超高温瞬間殺菌牛乳を扱っていました。パスチャライズド牛乳に変わったのは1988年です。自前の工場なので、原乳から製品になるまでの工程が明らか。価格の構造もガラス張りです。

 

◎4つめはエサの安全にも気を配っていること

私たちの飲む牛乳には母牛の食べたえさの栄養分が凝縮されます。そこで安全を追求して生活クラブ生協では遺伝子組み換えでない(NO-GM)、収穫後農薬散布していない(PHF)とうもろこしや大豆を中心としたエサを、母牛に与えています。これらは栽培→収穫→移送・流通・保管の各段階で、他のものと混ざらないように分別管理されています。生活クラブ生協が非遺伝子組み換えのエサを選んだのは、遺伝子組み換え作物が動物や人間に与える影響がまだ明らかになっていないためです。

 

 

 

●さわやかでスッキリ

牛乳飲み盛りの子どもが3人いる我が家では、生活クラブの牛乳は欠かせません。季節に関わらず毎週10本頼んでます。
実は牛乳嫌いだと思っていた私が、生活クラブのパスチャライズド牛乳を初めて飲んだ時の衝撃は、今でもハッキリ覚えています。「えっ?牛乳ってこんなにさわやかでスッキリしてた?鼻をつままなくても、飲んだ後の息を思いっきり吐き出さなくても、大丈夫!ほんのりとした甘さが美味しい」
私は牛乳嫌いなのではなく、市販品の焦げ臭が嫌いだったんですね。
牛乳好きな子どもたちも市販品だとあまり飲みません。子どもたちは牛乳好きではなく生活クラブのパスチャライズド牛乳が好きなんですね。
牛乳があまり好きではない方にオススメな飲み方は、かき氷シロップやミルトンの牛乳割り。大人にはカフェオレが絶品です。この牛乳だからこそ美味しく飲めます。

(さがみ・Y)

 

●消費材とは

一般に「商品」と呼ばれる品物を、生活クラブでは「消費材」と言っています。生活クラブ生協は、モノを売っているのではなく、組合員みんなで共同購入している団体です。生活に必要なもの、自分たちが望むものを、みんなの買う力(購買力)を集めて生産者に作ってもらい、買い取って分けています。売るためのものではないので、「商品」と言わず「消費材」と言っているのです。

マーク認定品とは

「安全・健康・環境」生活クラブ原則にのっとり、生活クラブの「運動」「信頼」「品質」を体現した代表的な消費材のこと

そのポイントは
 ・国内自給を追求した消費材
 ・大ぜいの参加と利用で生産者とともに作ってきた消費材
 ・新しい仲間になった組合員に利用してほしい消費材
 ・市場の問題を解決する消費材

生活クラブオリジナルの認定基準で、現在94品目が認定されています。

マークの意味は

生産者、生活者(組合員)、生活クラブ、3者の頭文字Sをデザインしました。2つの方向の矢印が生産者と生活者(組合員)間の流通を示し、中央で握手しているイメージです。

●BackNumber

こめ育ち豚遊YOU米上伊那アルプス米せっけん類パスチャライズド牛乳