
◆私たちの生活課題を出発点に
市民政策提案運動全体フォーラム開催しました。

12月19日(土)「市民政策提案運動全体フォーラム」が新横浜オルタナティブ生活館スペース・オルタで開催されました。市民政策提案運動は、地域での身近な生活課題やニーズを出発点に、大ぜいの組合員・運動グループ・地域市民団体・行政とコミュニケーションを図りながら、生活者・市民から政策提案をまとめる活動です。当日は理事・組合員リーダーなど約50人が集まり今年度の活動の成果と課題、来年度に向けた展望を共有しました。
第1部 活動報告 当事者の声は当事者が届けよう
さがみ生活クラブと横浜みなみ生活クラブから今年度の活動報告がありました。
さがみは、北さがみはらコモンズ&津久井城山クラブ市民政策提案チームメンバーから報告がありました。「子育て」をテーマに、子育て支援ニーズ発掘のためのフォーラム開催、イギリスの子育て支援政策の講演会、先進事例を見学するフィールドワーク、相模原市子育て支援政策の学習会開催など、この間組み立て実施してきたことを報告しました。そして現在相模原市への子育て支援政策提案のまとめを行なっています。
横浜みなみは、横浜みなみ理事長の五十嵐さんとよこはま安心して子どもを生み育てる会の黒川さんから「横浜市産後支援ヘルパー派遣事業の縮小」に対する提案運動の活動報告がありました。横浜ユニット連絡会のもと『よこはま安心して子どもを生み育てる会』を設置し、実際、産後支援ヘルパー制度を利用しているお母さんたちの声を集めながら、署名活動なども通じて様々な団体から協力を得えながらすすめてきました。黒川さんは「最初は分からなかったけれど、学習を通じて行政の動き・税金の使われ方など社会の仕組みを知ることができました。当事者の自分たちが声を出さないと気付いてもらえません。そして当事者が当事者の声を届けなければならないことがよく分かりました。次に続くお母さんたちのためにも小さな声でも出していくことが大切。できることはやっていきましょう。」と報告がありました。
フィールドワークの様子を伝えるさがみの政策提案チーム
第2部:パネルディスカッション
~私たちこそ地域の専門家 面白さも大切に~
パネラーに横浜みなみの福本理事、さがみの山本理事、鈴木ユニオン理事長、そして神奈川県地方自治研究センター理事長の上林得郎氏、早稲田大学社会科学総合学術院教授の坪郷實氏をお迎えし、荻原ユニオン副理事長のコーディネーターで行なわれました。
まず、鈴木理事長からこれまでの生活クラブにおける政策提案運動の活動の流れと今年度の活動概要報告がありました。続けて福本理事、山本理事からそれぞれ地域生協における政策提案運動の活動報告と今後にむけての計画が報告されました。
上林氏からは「政策提案運動を進めるステップとして、市民の課題を見つけ、具体的解決手段を検討し、それを実行に移し、点検しながら次の行動に移っていく。この方法論はどのような課題にも共通している。自治研センターとしては様々な情報提供もできる」とアドバイスをいただきました。また坪郷氏からは「今までの組合員活動がすでに政策提案づくりの一場面である。政策づくりは面白いということを確かめながらすすめてほしい。そして協同組合の枠にとどまらず、新たな団体との出会いを通じて、活動の拡がりをつくっていってほしい。専門家のアドバイスを受けることも大切。地域で生活している皆さんは地域の専門家でもある」と私たちの活動を応援するコメントをいただきました。

パネルディスカッションの様子
第3部:来年度活動に向けて ~政策づくりはおもしろい~
各地域生協から今年度の活動報告と来年度の活動の方向性を発表し共有しました。最後に鈴木理事長より「市民力を高めていこう、暮らしやすいセーフティネットを自分たちの手でつくろう、と言ってきたことの実態が今日はあちこちに見ることができました。活動を通じて神奈川の地域にほこりを持つ人を増やしていきましょう。拡大・利用結集と市民政策運動は両輪。来年度もよりよい地域社会をめざして活動していきましょう」とフォーラムを締めくくりました。

各地域生協からの報告
上に戻る↑ |