◆組合員の活動参加をどう高めるか
参加型アクティブプランづくり活動全体会開催

 

2010/1/15 新横浜国際ホテル
主催:参加型アクティブプランづくり活動推進連絡会

2007年度からスタートし、神奈川全体で3年間続けてきた「参加型アクティブプランづくり活動*」を振り返り、今後に生かそうと、1月15日新横浜国際ホテルを会場に、約40人の参加で「全体会」が開催されました。

 


在高集会で同級会のように話ができたと語るさがみ生活クラブの渋田見さん

 

運営委員が元気になった

冒頭挨拶に立ったさがみ生活クラブの桜井薫常務理事は、アンケート活動を3年間やってきて、どのくらい組合員参加を高められたか、次につながる活動ができているか、地域生協の経験を共有したいと述べました。
地域生協からは、
アンケートを道具にすると話しやすかった、仲間づくりは知人友人の誘いが重要であること、コモンズ大会に参加していない組合員が40%いて、気付きのチャンスを作り参加を高めるためにも、読まれる議案書を工夫したい(横浜みなみ生活クラブ)。
周囲に便利な店が多い商業地域の中にあり、また行きたいと思ってもらえるデポーにするのが課題(かわさき生活クラブのぼりとデポー)。
対面でのアンケートで運営委員が元気になった。課題としては、加入歴が長い人が多く若い人の参加が少ない、企画や仲間づくりに参加したくない人が多い(湘南生活クラブ)。
6月~7月の出資金在高確認集会には3~4割の組合員が参加。同級会のようにコミュニケーションをとりながらのアンケートが定着してきた。議案書でアンケート報告し次の活動に反映できるようにしたい(さがみ生活クラブ)。
などの報告がありました。

 


地域生協常務理事によるミニフォーラム

 

参加を引き出すアイデアを

続くミニフォーラムでは、各地域生協の常務理事をパネリストに問題提起がありました。
どうしたら参加を広げていけるかをテーマに活動してきた。継続してきて広がってきている。新しい組合員に向け、自信を持って発信していくことが大事(横浜北生活クラブ岸部常務理事)。
全ては組合員拡大から。参加を募るには何のためにということに集中し、参加をつくるためには共感をつくる必要がある。参加にも生産時間が必要(横浜みなみ生活クラブ猪狩常務理事)。
春の活動をどうしていくか、どうやって参加を増やすか。参加型の活動を進めるのと拡大は車の両輪。在高集会は普段会えない人に会える。どう参加につなげていくか、委員が自覚して話しかける。組合員を信じて、「あなたは何ができるか」語りかけることが大事(かわさき生活クラブ平野常務理事)。
参加の形には3段階ある。消費材を利用するのが第1段階、利用の意義がわかり人に語れるのが第2段階、リーダーの立場で仲間を増やしたいのが第3段階。新規加入者をフォローし、参加を引き出すアイデアが大事(湘南生活クラブ中出常務理事)
活動に参加し、感動した人は他の人に伝える。コモンズ大会などでの提案も、緊張して話が硬くなりがちだが、感動を高め人に語りたくなるような話をしたい(さがみ生活クラブ桜井常務理事)。

 


熱が入った各テーブルでの話し合い

 

感動すれば他の人に語る

フォーラムを受けたワークショップでは、テーブルごとに課題を話し合いました。
各テーブルからは、「活動している間ににぎやかだった班が3人に」「若い人の参加をどう募っていくか」「マイナス指向の電話にどう対応するか」「生産者交流会に感動すれば他の人に語る」「人を集めるのは企画力が大事」などの悩みや提案が出されました。あるテーブルからは「妊婦さんが委員長を受けてくれたことで、彼女が出来ないことを補う人も出てきた。1人が全部やるのではなく、持ち帰ってもらって集める」。妊婦だから無理だろうではなく、皆で分担することでカバーできることがあるという報告もありました。
各常務理事からのまとめでは、「組合員同士が直接交流できる場がもっとほしい」「人と出会うことが大事」「ひろばやクラブのあり方を考えていきたい」「市民政策提案運動では仕事を休んで参加したキャリアウーマンがいた。とにかく語りかけが大事」などの声が上りました。

 


委員長を受けた妊婦さんの話をする横浜みなみ生活クラブの相澤さん

 

アンケートでしか参加できない組合員の声が

最後に、コーディネーターを務めた生活クラブ神奈川の鈴木優子理事長が、
「地域生協で、多少の違いはあるがかかえている課題は一緒。直接組合員に会って話をすることが基本だが、アンケートでしか参加できない組合員が何を考えているのか知ることができたことは大きな成果。
アクティブプランづくり活動はアンケートが目的ではなく、それを道具にいかに組合員の参加を高めていくかが目的。私たちが求めている参加型組織は、永遠の課題だと思うが、今後もチャレンジしていきたい」と結びました。


*この活動は、アンケートを通じて組合員からの意見を組織運営に反映させ、自発的な組合員参加を高めることを目的としています。最も基本となる「新規組合員との交流、アプローチ」、「組合員共育、交流」「仲間づくりの活動」「エッコロ共済、たすけあいのしくみ」、「方針決定の場、大会」の運営方法、開催について尋ねることで、参加・参画の場が保障されていることに気付いてもらうこと、さらに改善の提案や参加意思等を聞くことで、自分たちが点検・評価していくことをめざしています。

 

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