2009年の授賞者は
相原海さん、佑子さんと宮ヶ迫ナンシー理沙さん

第19回かながわ若者生き活き大賞(キララ賞)贈呈式開催しました

 

12月5日(土)、新横浜のオルタナティブ生活館で、19回目を迎えたキララ賞の贈呈式が開催されました。受賞したのは、南足柄市で養豚場「農場こぶた畑」を営む相原(あいばら)海さん(29歳)佑子さん(32歳)夫妻と、1992年9歳の時にブラジルから帰国した日系2世で、外国にルーツを持つ若者たちを支援している宮ヶ迫(みやがさこ)ナンシー理沙さん(27歳)です。

 


吉村運営委員長(右)から賞状を受ける相原佑子さん

 

約100人の出席者を前にオープニングを飾ったのは、2003年の受賞団体「和太鼓昇龍」の皆さんによる力強い太鼓演奏。続いて、吉村恭二キララ賞運営委員長が挨拶に立ち、「小さく地味でも、地域でキラッと輝く活動をしている若者の顕彰は非常に大事なこと。祝福をみんなで送りたい」と受賞者を称えました。
今回授賞の対象になったのは、13件。選考委員18人により5件に絞り、現地調査を重ねるとともに、白熱した議論を経て、2件の授賞が決まりました。

 

豚を通して土と人々の暮らしをつなげたい

賞状、花束の授与の後、活動報告があり、まず相原佑子さんが立ちました。
「現在、20頭くらい豚を飼っています。あと10頭増やして定期的に供給できるようにするのが目標です。人間の食べ物の残りを餌にし、排泄物は堆肥にして土に返しています。町のパン屋さんから餌をいただいたり、豚がドングリが好きだというと、地域の人たちが集めて持ってきてくれたりします。豚を食べてくれるのは地域の人たちなので、そうしたつながりをこれからも大事にしたい」

 


地域の循環を大事にしたいと語る佑子さん

 

相原海さんは、適正な価格で生産者を支援する生活クラブ生協の存在を評価した後、自分たちのような極小の養豚は何のためにあるのか、問題提起しました。
「国からの補助など届かない、そういう農業の価値、土に働きかける喜びを人々に届けたい。土に根ざした形に暮らしを変えていく、そのために私たちの役割があると思う。豚を通して土と人々の暮らしをつなげていきたい」

 


農業で残るのは意思ある人と語る海さん

 

一人ひとりが自分らしく生きられる社会を

都合で贈呈式を欠席した宮ヶ迫さんからは、DVDによるメッセージが披露されました。
「外国にルーツを持つ人たちに対してできることを続けていきたい。平和とは、多文化共生社会とはなどカルチャーキャンプを通して対話したり、日本語教室で話したりしている。一人ひとりが自分らしく生きられる社会を」との語りかけと、各地で上映活動をしている映画「Root of Many Colors」の一部の紹介がありました。

 


映像でメッセージを伝える宮ヶ迫さん

 

贈呈式の後、会場をオルタ館5階へ移し、これまでの受賞者からの活動紹介を交え、交流会「キララ(の日)でつながる私たち」がもたれました。各地域生協の組合員手作りのお菓子、料理の講師グループ「ラ・ターブル」によるランチの提供などもあり、なごやかな中で、会話がはずんだ交流会となりました。

 


スライドで平和活動を報告する昨年受賞の高校生グループ
「Peace Peace Peace」の2人(中央)

 

※写真はこちらでもご覧いただけます

 

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